TinyBGMのサービスの背景と考え方

このサイトを立ち上げた背景について、備忘録を兼ねて記事にしました。

このサイトの作成の背景

動画やゲームなどのコンテンツを作成するクリエイターにとって、音楽の準備は頭を悩ませることの一つです。 音楽づくりには知識や技術が必要ですが、学ぶにはそれなりの時間が必要です。 フリーの楽曲はたくさんありますが、「何か新しいものを使いたい」と思ったときに、ちゃんと音楽として成立していて、フリーで使えるものはそれなりの需要があると考えました。

当サイトでは、すぐに使える、目新しい音楽、そしてフリーで使える音楽を提供したいと考えています。 もちろん本格的に新しいものを使いたいときは、作曲できるプロにお願いするのが一番です。 当サイトよりもっと素晴らしい体験が得られると思います。

利用している生成AI

生成AIによる楽曲生成は様々な有料サービスがありますが、無料で利用できるものは数が限られています。 特に無償で商用利用となると選択肢はさらに絞られ、実質「Stable Audio Open」のみになります。 当サイトではStable Audio Openを利用し、ソフトウェアエンジニアの視点で独自の生成パイプラインを構築することで、エンドユーザーの皆様にフリーで利用できる音楽を提供することにしました。

音楽の選別(10曲に1曲のこだわり)

生成AIの音楽は万能ではないです。 実際に何度も生成してみたところ、「まあ聞けなくもないな」という音楽はそれなりに生成されますが、「これは面白そうだ!」と思える曲は体感で10曲に1曲ぐらいです。

生成されたたくさんの音楽から、「この曲はこんなタイトルでこんなシーンに合いそうだ」と言語化するのは、たとえAIのアドバイスがあったとしても、最終的には完全に人間のセンスになります。 当サイトではこの「言語化のセンス」を売りにしています。 曲の記事内のテキストは短いですが、楽曲をしっかりスタッフの耳で聞いて文字に起こしていますので、ぜひ参考にしてください。

素材の調整と波形へのこだわり

Stable Audio Openで生成した音楽は、そのままでは利用が厳しいなというところがありました。 いい感じの曲でも、音量がバラバラだったり、末尾がプツッと切れていたりすることがあります。

そこで当サイトでは、専用のツールを使って全曲に「ノーマライズ」や「フェードアウト」の処理を施しています。 各ページに掲載している「波形画像」は、その調整の結果です。 これによって、利用者の皆様がダウンロードして「そのまま」使える状態にしています。

もちろん、さらに区切ってループ素材として利用しやすくもしてあります。 加工しなくても使える、加工しても使いやすい状態で提供することを目標としています。 これはスタッフのPAの経験やソフトウェアエンジニアの経験から、少しでも「使いやすさ」とは何かを追求した結果でもあります。

スタッフについて

当サイトはソフトウェアエンジニア、PA、セミプロのシンガーのスタッフで運営しています。 Stable Audio Openのパイプライン構築、音源の調整、音楽の言語化について、今後もサイトを利用している皆様に楽しんでいただけるよう、日々精進していく所存です。